週刊トビタテ留学記

ただの高専生がオーストラリアへトビタテ留学をするお話。

こんにちは、今週の週刊トビタテ留学記よろしくお願いします

6週目:日常って感じ

今週はたいして大きなイベントなどは無かったので日常を短めにお送りしたいなと思います。

たまには楽しくなかったことを書こう

私はみんなに海外経験を布教したいので、楽しいことばかりを摘まんで書いていきたいのですが、キツイことも書いていかなきゃなーってかんじです。

私の場合は大まかにこんな感じですかね。

  • 「トビタテ」の重み
  • コミュニケーション能力
  • 友達を作りにくい

トビタテの重みというのは、ここ何週間も心の奥にズシンときます。(私の気持ちが弱いだけで、トビタテ自体への否定的な意見でもなんでもありません。個人的なただの気持ちの吐露です!ご了承ください。)
「その将来もアリだな!いいな!」と思う時はありつつも、「静かに平和に暮らしたい」なんてボーと考えて、トビタテを想っては胸が痛くなるばかりです(さすがに盛った)。
その将来の必要性もよくわかんないし、この留学がそれにぴったりマッチしているかもよくわからない。もしかしたら「大学生枠」は高専4年生にとって早かったのかもしれません。何度か「トビタテに受かってなかったら、もっと気楽におれたかもな」と思います。
でもまあ、私は所詮耐久性のあるポジティブ型人間なので、「まあいいや」「なんとかなれ」「とりあえず頑張ればいいや」って思って、目の前にある道をただ進むのですが、「トビタテを目指すなら、本気でソレに取り組みたい気持ち」は必要不可欠かと思います。
もう一度トビタテ合宿に戻って根性鍛え直したいな~~。(*すべて個人の意見です。)

トビタテは本当に、すごく意欲的に取り組みたいけどお金が無い、金銭面が不安、というのに一番強力で、トビタテのコミュニティのおかげで人脈もグッと伸びます。でも、私はたまーに疲れちゃったりする...って感じです。今、変更届でいろいろ大変なのもあり、そんなことを思ってしまう、、というのは言い訳なのでしょうか...なのでしょう。

コミュニケーション能力、海外に出ると人によって上がったり下がったりだと思います。私はかなり相手によって偏ってしまいます。よくないとはわかりつつも、あまりに無口な人には、言葉の自信がないので、話しかけようとできないし、でも向こうから見たらこっちがそうなのかもしれない。
難しい駆け引きみたいで放置したくなりますね。でも日々話しかけやすい人は増えてきているのであまりもう心配じゃないです。
友達を作りにくいにもつながるのですが、「先生でも生徒でもない」という立場が余計にややこしいのです。「生徒と仲良くなりすぎてはいけない」という契約みたいなのもあったし、かといって先生はやっぱり先輩なので、日本人としての本能なのか、年上には気を使って良い子でいなければというところがあります。もともと少しおふざけが好きな私としてはたまにストレスを感じる。
生徒とはどこまでの距離感で接したらいいのか・・・?模索が続く一方です。
なにかキャンベラで見つけてほかのコミュニティを作るのも手かも!

まあ、ここらだけ見たら大変そうですが、これより楽しいこといっぱい盛りだくさんなので、休学してまで来た甲斐はありありです。

なんか日本食パレード

ホストマザーが気をきかして、「テリヤキビーフ(ちょっとよくわからんけどおいしい)」とか、「テリヤキ」味をめっちゃ作ってくれたり、メルボルンのアジアンショップで買った日本食があったりとか、すごく日本感のある食生活です。
なにより、先日お好み焼きをつくりました!広島のお好み焼きを作りたかったのはさまさまなのですが、ホストマザーがネットで調べるやつとか、オタフクソースの裏にあるやつとかが、ぜーんぶ関西風なんですよね・・・。まあ手間が広島のよりも比較的少ないので、妥協してそちらにしました。
オタフクソースは広島発なのに・・・どうして・・・。
まず日本のと違うのが、「ミンチ肉」を生地に混ぜるということ。日本にあるような薄切りの肉があまり普及(であってますかね)していないようで、手に入りにくいらしいので、ここはネット通りに!
私の読みが甘く,「感覚でいけるじゃろ!」って思ってたら、卵と小麦粉の割合が悪かったのか、ミンチ肉を生地に混ぜ込んだのが悪かったのか、成功とは言えないブツができました。
ミンチ肉の塊がボロボロしてる感じが強かったので、お肉の入れすぎもあるかも・・・。相当慣れている人じゃないと、感覚で関西風お好み焼きは完璧に作れないということが学べました!「広島風お好み焼きは小麦粉と水の分量がまじで感覚で行けるから大丈夫」だとおもっているので、いつか広島のでリベンジしますが、二の舞にならなければいいですね!

f:id:Saaaya-11:20180603204601j:image

(めっちゃ中途半端な作りかけしか写真撮ってなかった)


そして知育菓子にも挑戦しました。メルボルンで買ったやつ。私が思っていた知育菓子とは、見た目は○○でも味はソーダだとかなんだとか、というものなのですが、こいつは違った・・・。ちゃんと味が再現されている!!タイ焼きに関しては、水を加えて混ぜた生地を型に入れてチンするという・・・。ガチ感!
ホストマザーはとても面白そうにこれを見ていました!

f:id:Saaaya-11:20180603204642p:image
あとは、ここ数週間の調理実習のお時間が日本料理なんですよ。なぜか。
焼き鳥や餃子、巻きずしなど!焼き鳥と巻きずしは、生徒たちからお恵みをお頂戴し、うまうまと食べました。おいしかった!アボカド入りのカリフォルニアロールですが・・・。(あれは日本食なのか?)でもちゃんと海苔は外側だったし大丈夫!
それにしても、あの巻きずし、私が手伝っていなければかなり悲惨なことになってそうでした。
お米を研がない(ゆすぐだけ)、酢が多すぎる、といったことになりそうでした・・・!
「お米って結構手間をかけるのね」と言われました。「でもこうしたら、おいしくなるんですー!!」と言って、(たまーにしかやらない)家の手伝いで培ったコメとぎをしました。これは先生だけでする下準備のお話。ひやひや。
調理実習が始まったら、大量の酢をついでいく生徒。ご飯の配分量と、レシピの量が違っていたらしく、そんなことになりました。
私は日本人ですが酢飯をじぶんで作ったことは無いので、一応グーグル先生に頼り、酢の量を確認。やっぱり多すぎる!最終的に私がいろんな班の酢飯を味見しながら回るといったわけわからん状況でした。
でもみんなうまくできたみたいでよかった!

お勉強の大会

先日、ある先生に頼まれて、キャンベラ中の7~8年生が集まる大会に行ってきました。「知識」をグループ同士で競う大会。私は採点などを手伝いましたが、ほとんどぼーっとしてました。
テスト中に関係のない先生たちは試験会場に入れませんから・・・。
記述式の問題は私にとってリーディングか!って感じの難しさだったし、第一、走り書きが多すぎて読めん!まあ何とかなりました。

マーク式のもあったのですが、一人の先生が正解を読み上げて、他多数は解答用紙4つくらいをまとめて一人でチェックするというもの。記述式よりは確かに簡単だったけど、「先生スピード」に、先生でもない先月まで学生の外国人はついていけませんでした・・・。最終的に7問くらい隣の先生に正解を教えてもらいながらまるつけした・・・。
先生ってすごいな。(圧倒的なザコ臭)

最終的な結果発表で、全体一位を獲得したわが校!すごい・・・!頭の偉い学校だということは知っていたけどキャンベラで一番になるだなんて・・・!本当にすごい学校なんだなと思いました。
帰ってホストマザーにそれを言うと、"ARE YOU KIDDING????!!!"「うそでしょまじで???」みたいなことを5回くらい言われました。本当なんですよ・・・。
この表現、結構頻出みたいです。この訳し方であってるかわかんないけど、1か月半過ごしてそんな感じだと思いました。学校では習わなそうだなと思って、頭にインプットしました。

かなりどうでもいいのですが、"toilet"はあまりきれいな言葉じゃないから"bathroom"や"restroom"と言いなさいと学校でいつしか言われた気がしますが、結構トイレット使うきがします。日本の「トイレ」というような感覚でしょうか。後者二つは「お手洗い」って感じなのかな。人によって使うほうが違うんでしょうね。でもまあ後者のほうが丁寧なことは丁寧なので間違えは無いですね!前者もそんなに悪いわけじゃなさそうぽいよって言いたかった、トイレ恐怖症のsaaayaです。

平和な休日

ホストマザーはこの週末用事でいなく、ホストファザーもホストシスターもそれぞれ自分の時間を過ごしていたので、私はゴロゴロしたり散歩したりしました。「もったいないよ」とは思われるかもしれないし、自分自身少々思うところはあるのですが、先週大忙しだったし、たまには大好きなおひとり様ゴロゴロ生活したい。

最後まで読んでくださりありがとうございました

短め短めとは言いつつ、特に写真などもなかったので、長たらしい文章なのに読んでくださりありがとうございました。
次回は6月10日に更新であります!よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
来週はどんな記事をお送りできるでしょうか。
気に入ってくださるとうれしいです。
コメント・読者、お待ちしております。