週刊トビタテ留学記

ただの高専生がオーストラリアへトビタテ留学をするお話。

こんにちは、今週の週刊トビタテ留学記よろしくお願いします

5週目:ハードな一週間だった。

今週の更新が遅れて申し訳ないです。今はメルボルンからキャンベラに帰っている途中です・・・。
今日はキャンベラは祝日で、学校が休みなのです!やったー!

なにがハードな一週間だったかというと、火曜日から金曜日までシドニー、土曜から月曜までメルボルン、しかも双方ともバスや車移動徒いうことなのです。

The Urban Challenge in Sydney

f:id:Saaaya-11:20180528204349j:image

シドニーには、8年生の合宿(?)みたいなので行きました。運営はThe Urban Challengeというところがしていて、都会で生徒たちがいろんなミッションをこなしていくというものになっています。
ひとチーム10人ちょいで、各グループは衣装のテーマを持っていて、私のグループは「ハワイアン」でした。なのでアロハシャツや花の首飾りなどを身に着けた集団がうろうろするという感じです笑。でもさすがシドニー、全然なじめていました・・・。
また、生徒たちには携帯電話の持ち込み禁止、金銭の持参禁止という、現代っ子にとって辛い縛りルールが適用されているのでした。

一日目

一日目の朝は早く、六時過ぎに家を出て、七時に学校を出発。陽気なバスの運転手さんに韓国人?と聞かれたので、日本人だよって返したら、片言の日本語を頂戴いたしました!
映画のDVDを垂れ流しながら4時間くらい、シドニーに到着。広い公園でスタッフからの説明を受け、昼ご飯。ご飯や活動のためのお金は、ポチ袋に入れられて渡されていて、金銭係の生徒がすべて管理することになっています。

様々な与えられたClueや、途中とちゅうでゲームマスターから送られてくる追加ポイントになるミッションをこなしながらシドニー中心部を歩きました。なかには、適当に花束を購入して、生徒たちが一輪ずつ、ランダムにそこら辺にいる人に渡すというものとかありました。それを動画にとって送るんです。なんか素敵なミッションですよね。スマホタブレットも、係の生徒に支給されていて、写真をたくさん撮ったりゲームマスターとチャットするのに使います。

f:id:Saaaya-11:20180528204631p:image

なんだかんだで夕方になり、他の1チームと合流し次は船に乗船。「船に乗船」ってもしかして「頭痛が痛い」と同じ類ですか・・・?Cockatoo Islandという、キャンプ場のある島に着きました。

f:id:Saaaya-11:20180528204729j:image

f:id:Saaaya-11:20180528204805j:image
めっちゃくちゃ綺麗なサンセットを見ることができました。夕飯は、市内のスーパーマーケットで買っておいた材料を使って生徒たちが調理。これを先生と私の乾燥を考慮して点数が与えられるという仕組みがありました。バーベキューソースが期間限定エディションでチリが入っているやつだったことや、生の玉ねぎが辛かっただとかを除けば、おいしかったです。また、私のチームは、日本人が審査に関係していることを考えたのか、テリヤキソースで焼き鳥を作ってくれました・・・!いや、ほんとおいしかった!完全にテリヤキ味ではないけど、なんか焼き鳥を久しぶりに食べれたことがうれしかったです。

f:id:Saaaya-11:20180528204839j:image

f:id:Saaaya-11:20180528204832j:image

f:id:Saaaya-11:20180528204900j:image

f:id:Saaaya-11:20180528204909j:image

夜はグランピングと言って、イージーモードのテント寝です。テントはもうすでに完成しており、簡易ベッドもついている、ほんとにイージーモード。でも市内を歩き回った私には、もしこれがテントから建てる作業だったらと考えただけで、嫌になるくらいだったので良かったです・・・。シドニーは日中は暑かったものの、夜は本当に寒い。何度か寒すぎて起きたりしたものの、「良く寝れたよ」と朝言えるくらいには疲れは取れていました。

f:id:Saaaya-11:20180528204954j:image

二日目

携帯の充電器を忘れたポンコツな自分のせいで、省電力モードONで極力使わないようにしなければならない一日でしたが、楽しかったのでよし。まずはカフェで朝ごはんを食べて、また少し町を歩いて、また乗船して島に行きました。

f:id:Saaaya-11:20180528205108j:image

その海の街はとてもきれいで、また行きたいと願ってしまうくらい。水平線が見れない瀬戸内海のそばが出身の私にとって、あんな水平線を見たらなんだか恐怖を感じるくらいの綺麗さでした。なんか昔の人が水平線の向こうが地球の端っこだと思ってしまっていたのもわかります。吸い込まれそうで怖い。
商船科のお友達が、水平線まで15kmくらいしかないんだよって言ってきたけど、遠いのか近いのか分らんわ!

f:id:Saaaya-11:20180528205141j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205229j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205305j:image

犬と自撮りをするというミッションが出たりして面白かった。昼食を済ませていくつかミッションをこなしたら、サーフィン!!!

いちどもサーフィンをしたことがない私でしたがやってみたい好奇心が買って、体験に参加しました。波に押されるあの感じがクセになるんだろうなあ。波に乗って向こう側から砂浜まで一気に行くあの感覚は、インストラクターの人に板を持ってもらって適切なタイミングで放してもらわなかったらわからなかっただろうな・・・。
私はあまり得意じゃないほうらしく、サーフィンの板の重さに負け、なんどか乗りたくなかった小さな波に押されて押し返されるなんてことがざらでした・・・。あんな重い板・・・。でも最後の最後に微妙に立てたのでなんか気持ちよかったです。

二日目はちゃんとホテルに泊まりました。ただ、なかなか清潔感が無くてあまり好きじゃなかった・・・。ホテルで一休みしたら、路上電車に乗ってピザ屋さんとボーリングに行きました。

f:id:Saaaya-11:20180528205338j:image
ピザおいしかったし、ボーリングも楽しかった。私によくあるパターンは、一投目ガーターで二投目9倒すみたいなかんじで、9のスコアが頻繁につくんです。でも生徒たちとハイファイできたりしてよかった!

三日目

ホテルの朝ごはんの時間にフロントのスタッフにお願いして携帯電話を少し充電してもらった私は少し安心して3日目をスタートしました。

三日目はドラゴンボートを漕ぎに行きました。インストラクターによると中国が起源のボートで、小学校のころ合宿で青少年の家で漕いだカッターの小さい版みたいな印象を受けました。カッターは大きなパドルを二人で持った記憶がありますが、カヌーと同じくらいの小さいパドルを一人で持って、全部で14人くらいで二列になって漕ぎました。

f:id:Saaaya-11:20180528205415j:image
最初はゆったりとして気持ちが良かったものの、途中から競争みたいなの始まってしまって、腕を酷使しました。
このおかげ様で筋肉痛は3日間くらい続いてました。痛かった。

お昼はマックですませ、次はエスケープルーム、そう、リアル脱出ゲームに行きました。制限時間1時間で、生徒2人と先生1人と一緒に電車の中っぽいとこに閉じ込められ、部屋は全部で4つくらいあったのかな・・・。Bondi Beachで起こった事件の犯人についての情報を捜し謎を解いていく感じのでした。私はあまり詳細の内容はつかめなかったものの、一時スマホゲームなどで培った脱出ゲームの謎とき知識、ひらめき力を多少は披露できたのではないかと思います。
まだあまり話したことなかった生徒二人には後で「一緒にエスケープルームしてくれてありがとう楽しかった」と声をかけてもらって私はルンルンしてました。最後まで解けなかったけど、楽しかったし、またこういうことしてみたいなーって思いました。ほんと。

その後はThe Rockという地区を周りながらミッションをこなしていき、宿に到着しました。かなりハーバーブリッジに近くて、オペラハウスも望めるYHA(Youth Hostel Australia)です。ユースホステルとは安めの価格でかなり自由度の高い宿で、わたしも去年メルボルンのYHAにお世話になりましたが、かなり良かったし、今回のYHAもすっごく良かったです。何よりもYHAは中心部にあるのに値段がバカ高いことがないってことがすごいと思います。

f:id:Saaaya-11:20180528205458j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205528j:image

小一時間ほどホテルで休み、夜ご飯をもとめ、China Townへ電車に乗って向かいました。シドニーの電車なんですけど、二つフロアがあって、混雑してません。呉線に見習ってほしい。

f:id:Saaaya-11:20180528205630j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205607j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205656j:image
チャイナタウンのレストランのおじちゃんおばちゃんは、集団客を取るのに必死!一人の生徒が汚れ役、とまでは言わないけど、「また明日来たときはこっちにするよ」という嘘で、一つのレストランを断ることまでしました。彼女は心が痛い、申し訳ないと言っていたけど、本当によくやったと思います。こういうのも先生がせずに生徒がするというのも含め、このキャンプはとてもいろんな経験をさせてくれるのだと思います。中華料理大好きな私は、春巻きと酢鳥とチャーハンと、久しぶりの白ご飯のおいしさに、心は涙を流していました。イタリアンももちろんおいしいのですが、中華でも和でもどっちでもいいから白ご飯といっしょにおかずを食べるのを恋しがっていたようです。

中華を食べ終わって、つぎのミッションのために船に乗りにいく途中だったのですが、先日のボーリングで同じチームだった女の子が話しかけてくれました。兄弟姉妹はいるの?とかスポーツするの?とかいろいろ聞いてきてくれました。天使だと思いました。その子は男の子とも仲のいい女の子らしく、そのこの友達の男の子たちも順々と話に入ってきて、めっちゃ盛り上がりました。このシドニーのキャンプの中で一番楽しかったといっても過言ではない。たくさん写真を撮って、名前も覚えて、キャンプから帰った時にはインスタを交換したくらい仲良くなりました。

その女の子以外に、ほとんどの移動中、たくさん話したり隣を歩いてくれた女の子(先月日本で私の家にホームステイした子の妹)もすっごく天使で、ほんとうに感謝している・・・!
このふたりの天使を送り込んでくれた神様に感謝・・・

f:id:Saaaya-11:20180528205728j:image

最終日

最終日は有名なBondi Beachへ。

f:id:Saaaya-11:20180528210008j:image

そう、前日の脱出ゲームで出てきたビーチ。午前中はまだかなり寒く、みんな泳ぐのを断念したのですが、ポストカードを買って校長先生に送るみたいなミッションなどをこなしたり、砂浜でピタゴラスイッチじゃないけどなんか、ボールを転がすの作ったりするミッションしたりして楽しかった!

f:id:Saaaya-11:20180528205819j:image

f:id:Saaaya-11:20180528205929p:image

f:id:Saaaya-11:20180528205947j:image
昨晩たくさん話したからか、とてもしゃべりかける為に必要な勇気があまり要りませんでした。昼ご飯にシーフードを食べて、バスに乗って最初の公園に帰って、キャンベラに帰るためにバスに乗り込む・・・。この4日間すごく長くて短くて、生徒たちと仲良くなれて・・・いろんな経験ができたので良かったです。帰りのバスは爆睡でした。

家に帰ったらご飯を食べてシャワーを浴びて、明日の朝メルボルンに行けるように準備して、寝ました。ほんとに歩き疲れた!

f:id:Saaaya-11:20180528210050j:image

メルボルン

ホストファミリーの実家がメルボルンにあるので、その親族さんたちに会いにメルボルンに行きました。二泊三日です。

f:id:Saaaya-11:20180528210109j:image

一日目

朝に出たのについたのは昼を過ぎたころ。パーキングエリアで休んだりもしましたが、5時間くらいかかったんじゃないかなと思います。疲れました。でもフィレオフィッシュバーガーを食べれたので良かったです。LIFTやSOLOというレモンスカッシュみたいなのがほしかったのですが、レモンスカッシュとかレモネードありますかっていったらSpriteが出てきました。Sprite初めて飲んだのですが(いままで飲まず嫌いだった)、やっぱ苦手な感じでした。シュン・・・。レジに日本みたいにメニューが置いてないのが悪いんですーー。

メルボルンに着いたらホストファミリーの用事にすこし付き合って、その後はホストマザーの実家に行きました。ここが2泊する場所です。ホストマザーのお母さんお父さん、どちらもいい人で、話しやすい人でした。ただ、お父さんのほうは、イタリアのアクセントを持っていて、少し聞きとりづらかったけど、でもたくさん話せました!よかった!

その後はホストファザーの実家によって、メルボルンにある大学に行っている息子さんと、ホストファザーの両親に会いました。みんなとても親切で話しかけてくれて楽しかったです。

そして夜は、親戚の女の子の17歳のバースデーパーティーにお邪魔して、夕飯をいただきました。めっちゃ素敵なパーティーだった。親戚たちの中には、「日本に行ったことあるよ!」とか「日本語で1から10まで言えるよ!イチニサンシ・・・」という感じで日本についてもたくさん会話できてよかったです。

二日目

二日目は、ホストファミリーには用事があったし、私はメルボルンに友達がいたし、ちょうどいいということで、別行動をしました。
一年前の数日間の記憶をたどりながら、Melbourne Centralまで歩いて、時間をつぶして、途中にあったうどん屋さんでうどん食べて・・・。ファーストピアスもそろそろ外せるころだったのでピアスを買ってみたりして・・・。楽しかった。そして友達との待ち合わせまで、外を歩いていたら、視界の端に(ほんとに視界の端に)、いや、むしろ見えては無かったので、もう運命だったのでしょうか。日本のものであふれているアジアンショップと出会いました。あとから友達に聞くとかなり大きいアジアンショップだそうで、たまたま見つけられて本当に良かったです。
ねるねるねるねもあったし、納豆もあったし、マルちゃんラーメンの袋めんもあったし、ちょっと買い込みました。
だって(首都)キャンベラにあるアジアンショップはとても小さく、ほとんど中国人向けに中国のものがほとんどだからです。そのアジアンショップは大半が日本のもので、本当に良かった!
しかし納豆の賞味期限が、2018ねんの10月とか12月まであるのがちょっと不思議でしたが・・・。まあ多分特殊な、長期保存可能な納豆なんでしょう。そうであってほしい。
まあ納豆って腐ってる(?)発酵食品だし大丈夫だよねとおもいこんでおきます。また食べたときの感想は来週くらいに・・・!

f:id:Saaaya-11:20180528210210j:image

全部で50ドル出費しましたが、後悔はないです。日本食に変えられるものはないです。きのこの山が5ドルちょいだったのは高すぎて困りましたが、Twitterできのことたけのこについて話していたので、勢いで大好きなきのこのほうを購入しました。買い物の途中で例の友達と会って、日本の食べ物見て楽しんで買い物しました。

そのごぶらぶらしてスターバックスへ。キャンベラにはスタバないので、久しぶり感しました。こちらは冬の始まりですが、どうやら過半数の国が春がすぎるころなのででしょうか、さくら抹茶ラテみたいなのがありました。もちろんそれを頼みました。めっちゃおいしかった!

f:id:Saaaya-11:20180528210244j:image

積もる話をした後、一緒に駅まで来てもらってお別れしました。彼女の出身はキャンベラなので、またキャンベラで会うことを約束して。

Google Mapに頼って帰っていたのですが、線路の修理などが現在行われているようで、なんか途中から代替バスにのって帰りました。ホストマザーと無事会って帰りましたとさ

ちなみに二日目はカメラを持って行ったのにSDカードをラップトップにさしっぱで、どうせいるよねって言い聞かせて買いましたがあまり撮りませんでした。

三日目

三日目はホストファミリーの用事に付き合って昼過ぎから車に乗って帰りました。素敵な町、メルボルンまた行きたいです。

非日常な一週間でした

いろんな体験ができてよかった!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。次回はいつも通り、日曜日の6月3日に、更新します。よろしくおねがいします!!

(私が納豆でおなかを壊していないことを祈っておいてください)

最後までお読みいただきありがとうございました。
来週はどんな記事をお送りできるでしょうか。
気に入ってくださるとうれしいです。
コメント・読者、お待ちしております。