週刊トビタテ留学記

ただの高専生がオーストラリアへトビタテ留学をするお話。

こんにちは、今週の週刊トビタテ留学記よろしくお願いします

号外8. 試験追憶編

準備編も終わりましたので、次は、トビタテの試験について、さらっと触れていきたいと思います。触れちゃいけないとこがあったら怖いので、ほんとにさらっと行きますね。
今回は最大限に真面目なお話です。

私が応募するまでの経緯

これは、三年生の夏休みまで遡ります。応募期限まで一ヶ月あったかなかったか...かなりギリギリでした。
その頃までにはすでに留学行くことは決定していて、受け入れ先も一つ決まっていました。
そんなとき、例の、私の留学相談にのってくださる先生が、「トビタテに応募せんか?」とオススメしてくださりました。

一次審査用資料

今思えばなかなかありえないほど頑張っていたと思います。
その話をした日の翌日に応募用紙をだいたい記入して、先生に送って、めちゃくちゃ直されて(盛られて)帰ってきました。
私は、その最初はかなりモチベーションがあったものの、途中で、その「意識の高さ、重荷」から逃げ出したくなる時期もありました。
でも、まあ、そんなのは審査が通ってから考えればいいや!とりあえず出しちゃえ!って思って出しました。
まじめにトビタテ受けている他の人からしたら、迷惑でしかなかったかも知れない。ごめんなさい...。
自分の写真も家で撮ったやつだし、先生にいっぱい盛ってもらったし、推薦書も恐れ多いほど盛ってくださっているし...ね。しかも何回も書き直して直して直して、担当者の事務さんに迷惑もかけるし...
でもそれが無事一次審査を通過し、私は東京で開催される二次試験に備えるべく、自身を洗脳していくのであった。

二次試験に備える

私は噛み砕くと「ITで教育を変えてやるよ」っていう計画で応募しました。
まずは、自分の未来を想像して、これが将来の夢だと思い込むことから始めました。(ほんとうに意識の低さが現れてはずかしい...)
でも、案外この未来も悪くないじゃん!っておもってきて、洗脳に成功どころか、将来の夢もキマるという、一石二鳥な感じ。トビタテに感謝。
それまでといえば、
将来の夢もなくフラフラした人間
とりあえずエネルギー系に興味がある気がする
でもまあ授業だけで十分、自分からはあまり詮索しない

なんか、雑魚キャラみたいではずかしい。
先生との会話で、
「お前の将来の夢はなに?」
「死ぬまでに世界一周船旅したいですね笑 いっぱい景色の綺麗なとこ行きたい。」
「じゃあ例えば?」
「わかりません!なんか、綺麗なところです!」
真面目な先生に対して、呆れさせる悪い学生でした。
ごめんなさい
余談はさておき、プレゼンの資料の準備が始まりました。

トビタテの二次試験は、

  • 面接(20分)
  • 自分の計画紹介プレゼン(4分)5分だったかも
  • ディスカッション

があります。
そのプレゼンを作るのです。
先生との作戦会議前日にパワポを作る。
案の定すぐばれました。てへ。ごめんなさい、先生。
そこで、たくさんの知識を私の頭に詰め込んで頂き、パワポも直して頂き、プレゼンを聞いて頂き、鋭い質問をしていただき...と、甘ちゃんなSaaayaの根性を叩き直すくらいの勢いで、指導をしていただきました。
そのおかげで、試験前日は、緊張しつつも、面接を楽しむくらいの気持ちでいれたと言っても過言ではない。
ただ私、プレゼンなどで言葉を紡ぐのが非常に苦手で、日本語が崩壊します。そして、マイペースなので、余談をしたりしそうになり、また、噛んで言い直して、、制限時間を遥かに超えます。
一緒に練習した友達は、早く終わってしまう感じだったので、足して2で割りたかった。
なんだかんだ、プレゼンを3回くらい先生に指導してもらっているうちに、私は完全に、良い意味で洗脳に成功しました。さっきも書いたように、自分の将来像が輪郭だけでも、ぼーっと見えるくらいにはなったのでは...?

前日

試験前日にお昼で学校を抜け、東京へ行き、場所確認して、先生と友達と食事をしてホテルへ。
そのホテル内での、プレゼン練習は2人とも時間ぴったりと、良い感じでした。
ちなみに、面接とディスカッションの練習は全くしていませんでした。でも、なんだか、プレゼンの練習で、留学計画や自分の将来についてしっかりと根を張れた気がして、いけるわ、これって勝手に感じてました。
たぶんこれは、私ほど楽観視が無駄に得意な人くらいでしょう、そう思えるのは。
大事なのは
最悪トビタテ落ちたって構わない。でも留学に対しての気持ちだけは強く持ち、楽しむくらいの勢いで!
だと勝手に言っておきます。ちがったらごめなさい。

当日

さて、当日です。
友達と朝、神社にお参りし、東京ドームシティのジェットコースター乗ってきました。

そして、お昼過ぎに試験会場へ...。

待合室に入ると、周りの人の70%くらいがなんと、プレゼンの練習をしているではありませんか!
でも周りに流されないという言い訳をして、私は、音楽を聴きながら、友達とLINEしてました。確か。
私は、緊張だけはしないと決めていたので。
ただ、緊張せずに足グセがでても困るので、態度には非常に気をつけていましたが。

面接

ついにきました、面接。なんか、一人でニヤニヤしちゃいそうなくらい、テンションが上がっていました。自分でも試験前にハイテンションとか、キモいなーって思いました。
近くの待合席に座っているのは、みんな未来テクノロジーコースぽくて、私のクラスメイトの男女比くらいでした。

その前に、私が感じた、この試験の集まり方について解説させてください。

  1. 私の友達は違うコースで、違う時間帯だった。
  2. 未来テクノロジーの人だけじゃなかった

このことから、私は、
全てのコースから10人程度を呼んで同じ時間帯にしてる
のだろうと思いました。でもこれは誰でも推測できることだろうなと思います。

いざ、面接会場の扉が開く。
そこは、体育館のように広く、そこにずらああああって、何人もの試験官がいる。自分の番号の試験官のところに行って、面接を受けました。
私の面接官は、どこかの企業の人だと思いますが、なんだか、うちの学校の先生と同じような雰囲気を感じ、比較的リラックスして楽しく会話ができました。
その試験官さんも、「これはいわゆる面接だと思わず、リラックスしてね」っておっしゃったので、本当にリラックスしてました!ただ、足を組まないことだけ気をつけて...。
20分って長い面接って思ってたのですが、実際、本当に短かったです。
なぜかというと、私の場合ですが、試験官さんと、ほんとに私の留学分野について、talkしている感じでした。即席でいろいろ考えて、アイディアソンみたいなことしたし、一緒にニコニコして留学計画についてはなしたり...。
もちろん、他の面接官には厳しそうな人や、英語でしている人など、いろんな人がいました。
私の場合は波長の合いそうな感じのお方だったので、幸いにも楽しめました。
とにかく笑顔で楽しそうに、を心がけました!

次は5人ほどのグループに分けられ、その班内で、例のプレゼンをし、その後ディスカッションをするというもの。
そのグループのメンバーは、さまざまな留学のコースの人が集まり、多彩な感じでした。
私が最初のプレゼンテイターでした。時間内にとだけ考えてしまい、少し早口になったりして、あろうことか、時間が余っちゃいました。私の班の試験官が、あとまだ時間あるから、補足とかしてもいいんだよって言ってくださったので、少し補足しているうちに、時間になりました。
そのあと、試験官さんから質問をしていただき、それに応答しました。でも自分的にはうまく受け答えでき、ボロも出ることもなかったです。
そして、みんなのプレゼンも聴きながら、メモをして...。
その後は、試験生が他のメンバーに質問する時間がありました。
質問も絶対に一人に一個はするくらい、たくさん質問をしてみました。そのほうがいいかなと思ったので。
ディスカッションでは、与えられたテーマについて、みんなで話し合い、まとめ、試験官へ発表。
私のグループにいた、大学生の方がまとめと発表をしてくださいました。けど、引っ張る役割じゃなくても、アピールできるようにしないといけません。
なので、私はたくさんたくさんアイディアを出すことに専念しました。そして、他の人の意見もしっかり聴き、積極的な姿勢を見せるようにしました。

それが終わった頃にはもう、ヘトヘト。
そして二次試験生交流会。みんなとテンション高く話しつつ、でも実際頭が回ってなかったので、あまり覚えてないです。でも楽しかったことだけは覚えているんですよ。

ほどよくリラックスして試験は受けよう

他にも質問があれば是非是非と思います。答えれそうなところに答えていきます。また、トビタテ生の人は、僕私はこんなだったよっていう意見もお待ちしています。

長い文をお読みいただきありがとうございます。
トビタテに興味ある人に届きますように!

最後までお読みいただきありがとうございました。
来週はどんな記事をお送りできるでしょうか。
気に入ってくださるとうれしいです。
コメント・読者、お待ちしております。