週刊トビタテ留学記

ただの高専生がオーストラリアへトビタテ留学をするお話。

こんにちは、今週の週刊トビタテ留学記よろしくお願いします

23週目&24週目&25週目:オーストラリア右半分

旅行してきました!

二週間休みだったので、折角ならと、10日ほどオーストラリアを旅行してきました。更新してなかったのはそのせいです。
今回行ったのは...

です!

位置については、ピクセル絵で、(下手ながらも地図トレースしたり、苦手な絵を描いたりして、)旅行地図を描いたのでご参考ください。


出発

9月29日、土曜日の朝、前学期お世話になったホストファミリーとお別れをし、シドニー行のバスに乗りました。バスに揺られ3時間半、空港に着きました。かなり念を押して早く着くのにした上に、ウェブチェックインしたし、預入荷物無いので、とっても時間が余りました。
「搭乗時刻」を「手荷物検査に行っていい時間」と勘違いしていた私はその時間になって電光掲示板を見上げました。
Final Call」と書いていました。

そして自分のミスに気づいたのでした。

荷物検査に人があまり並んでなかったので、焦りながらも通過、そして人混みを走りに走って、体育よりも一生懸命走って、搭乗口に駆け込みました。

「遅れてすみません!」
と言ってチケットを出すと、
「え、いや、別にいいよ」
みたいな感じで飛行機に間に合いました。

息が上がって死にそうな中、荷物を棚にあげたりしていると、談笑しながらゆっくり入ってくる老夫婦ケロッとした顔で普通に入ってくる人...
いや...みんな急がんのんかい!!

まあ間に合ったしいいや...

後からオーストラリア人の先生に、この話をしていると、「Final Callから20分、時間あるし大丈夫でしょ」って言われました... 恐ろしや...

旅の本命、ブリスベン


飛行機の行き先はクイーンズランド州ブリスベン。夜に着いたのでその日はそのままホステルで寝ます...。
翌日は、この旅の一番楽しみにしていたことが早くもやってきます!
そう...

コアラの抱っこ!!!

このためにブリスベンに来たと言っても過言では無い。オーストラリアにいるからには、一度は抱っこしてみたかったのです。
オーストラリアの一部の州は、コアラへのストレスへの懸念から、法律によって禁止されているこの行為...

クイーンズランド州はそれができるんです!

いろいろ調べた結果、ブリスベンにある、「Lone Pine Koala Sanctuary 」が一番コスパが良さそうでした。

ここの魅力としては、

  • 予約不要
  • 入場料39ドル、コアラ抱っこ25ドル(他より安め)
  • 世界初かつ世界最大のコアラ保有動物園

というようなことがあります。もし、コアラ抱っこをしたい人がいれば、ここの動物園がオススメです。

1日に3回ほどコアラ抱っこタイムがあり、並んでさえいればほぼ確実に抱っこできます。他の動物園では、1日に抱っこできる総回数が決まっているため、予約したり早く行かないと抱っこできないといったケースがあります。私はせっかく行ったのに出来なかったということになりたくなかったので、本当に良かったです。

オーストラリアの動物園はだいたい、50ドル以上の入場料がかかることが多いです。また、コアラ抱っこにも50ドル弱取る動物園も少なくなく、安めな価格設定です。

このようなことができるのも、コアラの保有数が世界最多なのが一つの理由でしょう。いろんな表情のコアラさんたちが見れて、本当に幸せでした。

眠そう...


荒ぶってる...


お気に入りの場所...?


コアラたくさん...!かわいい!


飼育員さんに餌を求めちゃう...


イケメン...!


また、ここでは、カンガルーとも身近に触れ合えます。

にらめっこしたり


ツーショット撮ったり...!!


めっちゃ人間慣れしててかわいい!!

野生のカンガルーは怖い気持ちが勝つんですけど、人慣れしたカンガルーさんたちとゆっくり触れ合えて良かったです!

他にも沢山のオーストラリアの動物がいました!てかオーストラリアの動物しかおらんかった!

あいにくの雨でしたが、とても癒されました。

コアラ園の後は、ホステルの近くにあった庭園を散歩してきました。










オーストラリアのガーデン大好き!!


その次の日は、観光案内無料ツアーに参加しました。





ブリスベンの議事堂を見たり、街中を散策したり、テクノロジーの大学のオープンスペースにお邪魔したり... 半日くらいでしたが有意義に過ごせました。

ペッパーくん、うちの学校のよりも、心なしかちょっと幸せそうに見える...
私的にはその大学内にあった、画面内でロボットの組み立て&プログラミングができて、遊べるシステムがとても興味深かったです。小さな子が遊んでいて、とても楽しそうでした。

その後は、電車に乗り、次の目的地まで向かいました。

サーファーの都、ゴールドコースト


ゴールドコーストは、サーフィンで有名な場所です。
私も泳いだりサーフィンしたりしたかったのですが、一人じゃなあ...って感じで散歩したり、足を水につける程度にしました...笑

着いた時、すでに夕方になりかけてて、「今日はもうホステルで休むだけにしようかな... スーパー近くにあるかな...」と思ってたら、ホステルの人が「無料のシャトルバス出すよ」って教えてくれました。スーパーだけじゃなく、海も見てくることになりました。

ちょうど時刻はサンセットに近づいていました。
砂浜を歩いているうちに、一番綺麗な時になりました。




だんだんと赤く沈んでいく夕日は、とても綺麗でした。
Rainbow Bayという名に負けない美しさ... 本当に夕陽で虹色に見えたビーチでした。

本当に来て良かった...!今度は誰かと一緒に行きたいです。

ゴールドコースト2日目は、昨日と違う方向にあるPalmビーチや、蜂蜜屋さんに行きました。

ビーチは散策だけのつもりだったのですが、20ドルで1時間、カヤックを貸してくださるところがあったので、折角なので借りました。
カヤック中の写真はないのですが(水没怖かった)、めっちゃくちゃ綺麗でした。浅いところでは下が完全に透き通っていて、海の青と砂の黄色で、エメラルドグリーンに見えました。

腕は疲れましたが、本当よかった!

蜂蜜屋さんでは、蜂のショーをみたり、蜂蜜が溜まった巣のカケラを吸ったり、いろんなオーストラリアの蜂蜜を試食できて、本当に良かったです。Superbee Honeyworld、結構楽しいので、機会があれば是非!!

集合体ダメなひとごめんね...

昼過ぎにホステルに荷物を取りに帰り、次の場所に行くために、空港に行きました。
今度はちゃんと早めに乗れましたよ!

ホームステイしたケアンズ


たった二泊なのですが、先生がステイ先を用意してくださり、地元の家でホームステイしました。
8時と、遅い時間についたにもかかわらず、迎えに来てくださりました。

二泊目の時には、カンガルー肉をご馳走してくださったり、私の各目的地に連れてってくださったりして、本当に助かりました。

目的地は、2日目キュランダ、3日目グリーンアイランド。

キュランダ鉄道


かなり古い鉄道で、現在は観光鉄道となっているこのレイルウェイ。
私自身、日本でも観光用の列車に乗ったことがないので、とてもワクワクしていました。




みてわかるように、綺麗かつ趣ある感じで、本当に良かったです。また、幸運なことに、窓際の席でしたので、景色を良く味わえました。

キュランダの駅の近くには沢山のお店で賑わっていて、さらに先住民族の音楽が聞こえて、とてもいい雰囲気の場所でした。

私は事前に、Rainforestの川のクルージングを予約していたので、一時間弱、ボートに乗りました。

ボートからは亀やワニが見れたりしました。貴重な経験ができて良かったです!!



帰りはスカイレールで帰りました。なかなか怖かったです...


その時一緒のゴンドラに乗っていた中国出身の家族と仲良くなりました。

私はその次の日の飛行機でシドニーまで飛ぶことを言うと、なんとその家族も同じ飛行機であることが判明!!

連絡先を交換して、写真撮って、明日空港で会うことを約束してその日はお別れしました。

いや、すごくないですか?まさか同じ飛行機とは...
さすがに席は違いましたが、将来お互いの町を訪ねあいたいものです!(中国語の勉強手伝ってもらお...)

グリーンアイランド


ケアンズといえば、その周りの海が世界遺産であるグレートバリアリーフということで有名です。私は飛行機が午後に控えていたので、半日クルージングを予約し、グリーンアイランドまで行ってきました。

行く途中のボートで、かわいい女の子と出会い、頑張って英語で会話しました。と言っても、小さい子は難しい文を話さないので、普通に会話できました!良かった!!

シュノーケリングは時間の都合と、一人旅という都合上、しませんでしたが、底が透明のボートに乗りました。

写真を見てくださるとわかると思いますが、とても透き通っていて、下にあるサンゴも見えました。









グリーンアイランドは、ニモの聖地(?)らしく、私も一匹ニモみれました!!

写真に撮り損ねたのですが、目で見たのでいいですっ!

ここもまた誰かと来たいなって思いました。
皆さんも是非この綺麗な海に訪れてみてください。

ホストファミリーとスウェーデンのカフェでランチをいただき、シドニー行きの飛行機へ...

もちろん中国出身の家族とも会え、お喋りしているうちに、搭乗、そして空へ!

家族と再会、シドニー


シドニーは近いしいつでも来ようとおもえば来れる。それでもなぜ来たのかというと、母と弟と友達家族(母娘)がオーストラリアに旅行に来たから!

弟と友達は中学生なのですが、秋休みを利用し、かつ、数日休んで来たらしい。

私がシドニーに到着した翌日の早朝に彼らは到着しました。
ホステルのシェアルームを、他の人を起こさないようにソッと抜け出して、迎えに行きました。

みんなシンガポール経由で長旅だったので疲れているようでした。でも丸一日あるので、ホステルで昼まで休み、タロンガ動物園に行ってきました!
フェリーで良い景色を望む予定でしたが、大雨で、微妙でした...笑笑






またコアラみれました笑笑
でもみんなはオーストラリア始めてなので、コアラやカンガルーにとても喜んでいました。

動物園の後は、昨年ホームステイに私の家に来ていた男の子と再会し、世界遺産オペラハウスや、The Rocksを(豪雨の中)散歩したり、一緒に中華料理食べたりしました。

いやー、寒くて酷かった... 楽しかったけどさ...

翌日は、世界遺産ブルー・マウンテンズに行ってきました!
日本語ツアーを予約したので安心...と思ったけど、集合時間ギリギリでした笑笑






日本語を話すオーストラリア人に案内して頂き、とっても楽しいツアーでした。「ジャックさんの楽しい日本語ツアー」、ブルー・マウンテンズに行くときは是非使ってみてください!

最初の写真のスリー・シスターズは、霧が濃いと見れないのですが、ギリギリ霧無くてみれました!よかった!

最後のめっちゃ高いところは、車じゃないといけないところ。つまりツアー無しじゃほぼ無理なところ。見晴らしが良くて、ここに来れてよかった。

帰り道でツアー案内の人から衝撃的な一言が...
「ミナサン、明日からサマータイムなのは知ってるヨネ?」

いや、知らんかったわ、、、!

しかも明日は飛行機に乗る日... 教えてもらってて良かった...!

真っ赤な砂漠、エアーズロック


サマータイムをちゃんと考慮して、無事に1日を始めることができました。
この日はみんなでエアーズロックに行く日です。
これまた世界遺産の場所!

私は馬鹿なので、「Air's Rock」だと思ってましたが、Ayers Rockなんですね... 恥ずかしい...
エヤーズロックにしてくれ...

まあそれはともあれ、エアーズロックこと、ウルルを見るツアーに参加しました。

ただね、シドニーとウルル、時差があるんです。サマータイムに時差に重なってよくわからないことになっております。

無事に飛行機は到着しましたが、飛行機から出た瞬間、30度越えの暑さが押し寄せてきました。

「湿度低い、カラッとした暑さは、蒸し暑いのよりマシだろう」

そんなの勝手な妄想でした。口で息を吸っただけで喉が超絶乾く... 湿気のない夏も良くない...

そして見渡す限り真っ赤。

こじんまりとした空港からバスでホテルまで向かいました。

これも日本語のツアーだったので、難なく楽しめました。

カタジュタという、ウルルと違う岩を見に行ったり、ウルルとサンセットをみたりしました。

カタジュタは、36枚岩かなにかなんですけど、ウルルもいいけどカタジュタもめちゃくちゃ良い!!




近くによると、ボソボソとしたケーキのスポンジみたいに見えます。また至るところに動物糞があり、ハエも沢山います...。動物の糞の正体は、ラクダ!なんと駆除しないといけないほどの量の野生のラクダがいるらしいです、ここ。
また、ハエについては天敵がいないため大量に湧いちゃうらしいです...

バンダナで口元を隠しながら進みました笑笑

でもそんなのどうだっていいくらい、カタジュタやウルルは綺麗でした。

ウルル×夕陽はとても真っ赤で凄かったです。

そういえば、ウルルやカタジュタ、もともと赤い岩なんじゃなくて、酸化して表面が赤色になっているらしいです。なので、元々の色はねずみ色なんですって!

翌日は、ウルルのサンライズツアー、また、ウルルの周り散策がありました。


あいにくの曇り時々小雨でして、あまり光はなかったです...。でも日が昇る前の青がかったウルルも綺麗ですね!

天気のため、ウルルの登山もできませんでした...。残念...。

登山については、一本の道があり、天気のコンディションが良ければ、国立公園のスタッフが登山入り口を開けてくれるらしいです。


閉ざされてました...。

途中から雨は止みましたが、死者も出るくらい危ない道らしいので、スタッフさんも厳しいのでしょうね...

ウルルは先住民族の聖地であり、彼らは聖地で死者が出ることに責任を感じてしまうので、むやみな登山に反対しているそうです。今はスタッフさんが危ないと判断したら登山道は開かれないので、死者は多くないと思います。しかし、近い将来登山自体が禁止になるだろう、とのことです。

先住民族はウルルには絶対に登らないのですが、ウルルを使って、昔話を受け継いだり、勉強をしたりするそうです。昔話には、人間関係の話だとか、精神の話だとか、教養を身につけるお話があるらしいです。しかし、一部の話は、外部の人には教えられないものもあるとのことです。

また、写真NGの場所を見ることもできました。本当に来た甲斐がありました。NGな理由は、先住民族が、「聖地を聖地じゃない場所に行くと不安だから」らしいです。
なので、聖地を見たければこの場まで来て欲しいらしいです。

何枚か麓の写真を載せておきます!





あれ?ウルルって一枚岩じゃないの?

って思った人がいるかもしれません。私も思いました。
だって岩ゴロゴロあるじゃん!ってなるでしょ!

でも実はゴロゴロした岩も全部繋がってるらしい...!すごくないですか??

ヒビが入って風化して、こうなったらしいですよ!

自然の凄さに驚きました...。

また、黒板がわりに使われているところもありました。よくわからないけど壁画綺麗!

波のような洞窟があったりもして、とても楽しめました!

その後はシドニーに帰って翌日はキャンベラに帰ってきました。

キャンベラ、ただいま!


みんなでバスでキャンベラまで来ました。家族たちは3日間ここに滞在しました。

1日目は、ショッピングモールで買い物などしました。沢山の店を案内しました。
また、夜の散歩で野生のポッサムをみれました!私もキャンベラで夜のポッサムを見たのは初めてだったので、楽しかったです!

2日目は、友達家族と別行動しました。私たち家族は、ボタニックガーデンと、前ホストファミリーの家、そして前回私の家にステイした、シドニーの時と違う男の子の家に行きました!

ボタニックガーデンでは、ウォータードラゴンが見れました!

私はここは2回目なのですが、やっぱガーデン好きなので楽しめました。

前ホストファミリーには、弟がみたがってた野生のカンガルーが見れる場所に連れてってもらったり、ドライブしてもらったりしました!(通訳頑張ったよ...!)

今年の四月にうちに一週間来た子の家行ったのですが、めちゃくちゃでかい!!
オーストラリアの家、どこもでかいけど、すごいデカかった!

夕飯をご馳走になったり、お話ししたりして、気がつくと10時ごろになっていました。

ホステルに帰り、次の日のために寝ました!

翌日はみんなで、Floriadeという、キャンベラの春を祝う祭りに行きました。







その後、オーストラリア国立博物館で、私の先生とランチして、家族と友達はバスで帰って行きました。

怒涛の13日間でした。

新しいホームステイ先

木曜日に家族が帰りましたが、金曜日に新しいホームステイ先に移りました。
夫婦+犬2匹のお家です。まだ3日しか居ませんが、かなり心地よいです。

明日から仕事。気を引き締めて最後の学期を楽しむ。

最後までお読みいただきありがとうございます

なんとも短い間に沢山濃い思い出を作ってきましたので、長くなりました。後から知りましたが、世界遺産4個行ったらしい笑
通信量が多くてすみません...!でも写真楽しんで貰えてたら嬉しいです。
次回更新は、10月21日(日)です。
どうぞよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
来週はどんな記事をお送りできるでしょうか。
気に入ってくださるとうれしいです。
コメント・読者、お待ちしております。